一番泣いた日 [日々徒然]

今年の8月終わり、母が他界しました。

7月末から入院中だったのですがそこまで重篤な状態というわけではなく
体力をつけることがメインでした。

数日前の担当医との面談は心機能の低下を指摘されています。
通常の20%ほどしか機能していない、と。
2年半前に心筋梗塞で危ない状態で、そこからの回復が
良好ではなかったということでしょう。
筋肉量を増加させないと血圧低下が避けられず、
意識を失い心臓に負担がかかるということです。
今のまま退院したら、家で朝、冷たくなっていることもあると
脅され・・・。


家に帰りたいという母を元気になって生活を楽しめるように
した方がよいからもう少し病院で頑張って、と。
帰宅する前に役所に行っていろいろ行政の力も借りようと
手続きを始めた矢先だったのです。

前日に電話で話しても普通にお話できました。

「明日行くね」
「また明日ね、おやすみなさい」

それが最期の会話になってしまいました。


急変したと連絡があり、病院に着いたときにきいた医師の言葉。

一生、忘れることはありません。



心臓の状態を改善するために手術という選択肢もあったのかとも思います。
でも、医師側からの提案はなかったので今の状態では厳しかったと推察されるし
もし相談しても面談から数日だと無理。
緊急医療の整っている病院だったら延命は出来たのかもしれませんが・・・。




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